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ガンダムの現場から―富野由悠季発言集
最近富野語録にはまっている私ですが(笑)
富野監督の本をいろいろ探して
読んでみたのですが
まずはこの本から紹介致します。

続きを読みたい方はクリックして下さい。

■ガンダムの現場から―富野由悠季発言集■




この本の冒頭に「何故発言集なのか?」という
解説が付いているのですが大変納得致しました。
その部分から少し言葉をお借りすれば
MSのデータも、宇宙世紀の年表も
キャラクターの紹介なども一切ありません。
(キャラクター作りに関しては載っています)
これは「ドキュメント本」なのです。
「1人の作り手から始まった戦いの記録である」
と言っても過言ではないでしょう。

富野監督のイメージというと皆さんはどうでしょうか?
気難し屋?捻くれ屋?天邪鬼?暴言野郎?
私も少なからずそういうイメージがありましたし
現在でもそういう部分もないとは言えませんが
この本に記されている文の数々、言葉の数々。
そこからは今とは全く違う印象で
「夢と希望に満ち溢れる1人の作り手の魂」が
宿っていると感じました。

最近の富野監督をイメージすると
正直「えっ!?」って思いません?(笑)
私もずっと不思議だったんですよ。
あの「ガンダム」を作った人が
どうしてあんなに捻くれた発言ばかりするのだろう?って。
他にもいろんな発言や本を読んだりして
なんとなく監督がああなってしまったのか
わかる気がしましたが
この本はそういう本ではありませんので
いずれこの話は別の記事でする事にします。
1番書きたい事ではあるんですけどね(苦笑)
でもかなり書かずにセーブしてるんです…いつも。
同じ事したくないですしね。

ロボットアニメ史上に燦然と輝くアニメ
「機動戦士ガンダム」
作品自体は知らなくても
名前くらいは殆どの方が知っているでしょう。

どうしてガンダムがああいうアニメになったのか?
何故あれだけのブームになったのか?
この本には恐らくその全てが
記されていると言っても良いでしょう。
凄い人ですよ、本当に。
故に哀しくもあります…。
あまりにもこのアニメの影響が強過ぎて
回りに広がったものが様々な形になってしまったから…。
そう思えてなりません。

「奇跡」も手伝ったんだとしても
1人の情熱家によって育まれた作品だったのだと
そう感じられて嬉しい限りです。
もちろんそれを取り巻くスタッフの方々
スポンサーの方々等の協力によって
出来た「名作」である事は間違いないです。

この本に記されている富野監督のメモには
今残っている「ガンダム」とは
表向きには違った形にはなっています。
しかしその根底に流れる作者の「思い」というものは
変わらずに作品に反映されているのだと
そう感じる事ができましたし
何よりファンと共に歩んだアニメなんだという事が
劇場版を実現させた事と、監督のメッセージから
伝わって来まして感動させられました。

「確かにここには何かがあったんだ!」

そう言いたくなります。
ですからあの時代にそれを体験した方には
今でも燦然と輝くロボットアニメなのでしょう。
まさに「青春そのもの」だった訳です。
故に拙くても良いと思うのです。
ここから始まる筈でしたし
始まったのかもしれませんし
始まれなかったのかもしれませんし…。
その辺は人によって解釈が違うでしょうから
判断が難しい所ではありますよね。

私は当時小学生だったものですから
「ジオンの方がMSが一杯出てくるから好き!」とか
「ガンダムよりガンキャノンだよ!」とか
「シャアはかっこいい!」とか
意味もわからず「富野セリフ」を叫んでたりとか(笑)
そんな風に体験したんですけど
子供心に「なんだかわからないけど凄い!」と
思ってた感覚だけは今でも忘れずに残っています。
ですから未だに夢中でガンダムなんて見てるんでしょうね(笑)

内容に関してはガンダム製作時に
富野監督が発言したものばかりで構成されています。
貴重な資料がかなりあるのではないでしょうか。
でもそれは「見た目」と言うよりは
「物を作るための精神的な事」という気がします。
私はそういう物がとても好きですから(笑)
凄く良い本に巡り会えたと思っています。

そして総監督って大変なんだなぁ~って思いました。
技術的な事はともかくとしても
「何が欲しいのか?」
それが明確にわかっていなければ
物作りはできないんだとそう感じましたね。
まあ物理的にはできても
名作にはならないでしょうし
名作までいかなくても、なんの思いもない
「作った品」で終わっちゃいそうですしね。

本当に驚くくらい夢と希望に満ち溢れた言葉ばかり!
屈折した富野さんしか知らない方には
是非に読んで頂きたい本ですね。
イメージがガラッと変わりますよ?(笑)

この本の中で私が1番気になった事。
それは「ニュータイプ」について。
当時監督の口からは明確に語られなかった
という事をどこかで読んだ気がしたのですが
ちゃんと語られているんですけど???(^-^;;
この文は当時の記事だと思うんですけどね。
別に真実を知りたかっただけではないですし
正しい事を正しいと主張するだけの
物言いはしたくないですけど
いろんな物が曲がって伝えられちゃってるのかなと
思うと哀しいですよね。

その中で書かれている事が…また凄い。
この人気持ち悪いよ(笑)
未来とか見えるんじゃないの?(笑)
全部わかった上であえて狙ってたのか!?
恐るべしです…。
ここまでやれたら正直凄いよです。
「神懸った作品」って言われるのも納得ですし
規模や作品性は一切敵わなくても
こういう風に何か作ってみたいです。
「投げ掛ける」ってこういうことか!みたいな。
私のここの文章読んでる人は
多分意味不明の文章だと思います(笑)

それともう1つ。

And now...in anticipation of your insight into the future!
「そして、今は皆様1人1人の未来の洞察力に期待します」

これは劇場版の「めぐりあい宇宙」の最後に
メッセージとして出てくるものですね。
最近ちゃんとした意味を知ったんですけど
凄いメッセージですよね。

これからもう20年くらい経ちましたけど
果たしてこの期待に応えられた未来になったのかは…?
多分富野さん的には…。
「応えられていない」って思っているような気がします。
最近は少し違うような気もしますけどね。

ですから私は先程「哀しい」と書きました。
純粋なZガンダムファンには本当に申し訳ないですが
Zを作った事が本当に悔しかったんだって
そう思いました。
別にZが悪い作品だとかそういう事ではないです。
今年になって劇場版として再編集していますし
私自身も好きな作品ですからね。
商業性を考えるとZが作られたのは
ある意味当然の結果だと思わざるをえないですし
そうするのも仕方がない事だとは思うんですけど
この気持ち…やはり作り手としては
本当に悔しいんだろうなって。

それはですね。
それだけこの「機動戦士ガンダム」という作品に
全てを懸けて戦った富野喜幸という人の思いが
この本の発言から感じられましたし
その後に続編なんてものを作らざるをえなかった
作り手としての気持ちを考えるとね。
続編というもの、キャラが歳を取るという
そういう形態が少なかった時代ですからね。
やり切った後は作品って「終わる」ものだと思うんです。
もちろん意義としては
「始まりの作品」でもあった訳なんですけどね。

かと言って続編を作りたいという意味で
ガンダムを作った訳ではないのですし
いろいろ思考錯誤して「新しいもの」を
作りたいなんて考える人でしょう?監督は。
だから「悔しいんだろうな」って思うんです。
だから「15年死んだようだった」なんて
発言をしてしまったんでしょうね。
なんとなく言いたい意味が伝わりますでしょうか?

富野監督って本当に純粋なんだなと思いました。
純粋故に傷付き易いという事でしょうかね。

本の感想とは少し外れた感想になって
哀しくなるような感想を書きましたけど(^-^;;
この本を読むと勇気が湧いてくる気がします。
私もこれを読んで少し原案書を書いたりもしました(謎)
今だからこそ読むべき超オススメ本です。

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