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Z BIBLE「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者」完全ドキュメント
z_movie.jpg

ちょっと面白そうな感じがしたので
少し前に買って読んでおりましたが
なかなかまとめる時間がなかったので
今更アップです。

続きを読みたい方はクリックして下さい。
■Z BIBLE「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者」■
完全ドキュメント




この本も「ドキュメント本」ですね。
かなり読み応えがあって面白かったです。
いろいろ気になる記事は有るのですが
個人的に気になった所を幾つか…。

●富野由悠季・福井晴敏・樋口真嗣 対談●

まずはこれから。
読み所は結構ありましたけれども
凄く面白い感じ方だと思ったところ。

「自分が自戒して思うのは
『ガンダム』の3部作を小学生で見た時は
何一つ問題なく見る事ができたんですよ(中略)
子供の時のそういうアニメのスピード感みたいなものに
慣れていた自分の中での何かが劣化してきているんだろうか?」

と言う福井氏の疑問に対して富野監督がこう言いました。

「それはものを考える、ものを表現するという
ストラクチャーを、確たるものを手に入れてしまった
人の状況だと思う。だからそれは劣化ではなく
当たり前の映画論であり作劇論が
身体の中に入ったということなんですよ」

とコメントしているんですが
結構「目から鱗」的なコメントだったりします。
別にこれが正しいとかどうとか
そういう理屈で納得した訳ではないんですけど
2人の話に納得できたという言い方が正確ですね。
見方がいいですよね。
世の中にはいろんな見方があると言う事ですね。

●ドキュメントZガンダム●

これもかなり衝撃的というか
「人類ってちっとも進歩していないのね?」と
富野セリフが頭の中をよぎった内容だと思いました(苦笑)

正直Zガンダムがここまで叩かれた作品だったとは
私はこれを読むまで全く知りませんでした。
叩かれた内容に関してはの違いはあるとしても
それは現在某最新作に向けられていた
状況と殆ど変わりません。

特に「放送開始と生まれる違和感」の部分。
それと「アニメ誌の苦悩」の部分。
全く今と変わりません(笑)
作品ではなく作者自体への批判・攻撃。
20年経った未来もあまり変わりませんでした(苦笑)

後20年経ってまた新しいガンダムが放映されていたら
また同じような歴史を繰り返すんでしょうか?
それは哀しい未来です。
私は内容云々ではなく行為そのものが危険だと思います。

●検証 A New Transration●

これも面白かったですね。
実際にどうやって「新訳Z」が作られたのか?
解説がシンプルでわかりやすくて
素人の私にもなんとなくわかる感じがしました。

コンテの大切さというのもわかりましたし
「セリフにリズムが感じれる」というのは
こういう作り方だからなのか!というのが解って
物凄く納得ですね。

正直全部新作で作り直した方が楽だったのかもしれない。
というのは良く言われている事なんですが
旧作との「エイジング処理」なんて
手間隙掛かり過ぎですよね(^-^;;
確かに新規映像との差はあるのですけど
ある意味全カットが新作って言って良いと思います。

●劇場版『Z』構成案●

通称「富野メモ」と書かれています。
1番気になったのは3作目のタイトル。
ここだと「三つ巴」って書いてありますけど
実際にそうなるんでしょうか?

●スタッフインタビュー●

いろんなスタッフのインタビューが掲載されていますが
個人的にはカミーユ訳の飛田展男さんの所でしょうか。
当時オーディションで「好きな事を喋る」というのが
あったらしいんですけど…まさにカミーユのよう(笑)

ガンダム続編に対しての批判を
ヤマトになぞらえて言っているんですけどね。
その事をちゃんと覚えていた富野さんもまた面白いですね。
後にスタッフとか声優さん達に
富野監督からの説明があった時に
「アニメ界の製作事情というのもありまして
作品を作らなければならないと言う事もあるんです。
あなた!納得しましたか!」
って言われたらしいです(笑)

先日も書きましたけど
本人も悔しいって思っていることを
他人から言われる事ほど悔しい事はないです。
でもそれをちゃんと正面から受け止めて
解答までしている。
実直な方ですよね。

再び劇場版の時のオーディションも
凄く面白い内容でした。

「あなたはあなたなりにこの20年間やってきて
掴んでいるものがあるだろうけど
新しいカミーユをやるうえではそれが邪魔になっている
それをちょっと取って下さい。」

先日ターンAの声優さんの話も読んだんですけど
なんとくな共通点がある気がしました。
「素の声を導き出そうとしている」
そんな気がしたんですよね。

●富野由悠季総監督かく語る●

スバリ、ロングインタビューです。
ここもいろんな興味深い内容が書いてありますが
1つ面白いな~と思ったのが
「レコアを外せなくなった理由」でしょうか。
ここは実際に読んで欲しいかなと思いますね。
ホント拘ってるよな…オタクに…(笑)

「アニメ新世紀宣言」というものを世に放ち
祭り上げてくれたファン達に向かって
「あなたが方はニュータイプです」と賞賛した事で
過度に視野の狭いオタク達の増殖に
荷担する形となった事に対して
自分自身への戒めと同時に
暴言を放つようになったと思われる富野監督。
(参考:Zガンダムヒストリカ)

「少し背負い過ぎじゃない?」と言う気もしなくはないんですが
これが「黒歴史」の始まりだった訳ですよね。
だから「黒いガンダム」だったなんて事はないですよね?(笑)

3作目のEDが変わるとは良く言われてるんですけど
なんとなくですね。
ちゃんとした意味合いもある新しいEDに
なるとは思うんですけど
(「カミーユがハッピーに」というものですね。)
なんか…こう…面白い皮肉り方を
閃いたような気もしなくもないんですよね。
俺だったら絶対それやるな…(笑)
オタクに拘る富野ロジック的考え方ならば尚更です(笑)

●総括●

とにかく内容は読み応えありますが
MSの設定とかそういう資料本ではないです。
多少は書いてありますけどね。
「どうやって作られたのか?」という事が書いてあります。
インタビュー好きな方には特にオススメですかね。

特に印象的だったのは
20年前Zガンダムと富野監督に向けられた
非難・批判があったということ。
なんか当時も今も全く変わらないんだな~って
思うと哀しくなりますよね。
今ではZも支持されている作品ですけど
果たして20年後に最新作は
支持されるようになるんでしょうか?
そしてまた20年後の未来に
新しいガンダムに対して同じ様な
非難があるのだとしたら…。
たかがロボットアニメ如きでこれですよ?(苦笑)
戦争なんてなくなる訳がないです。

先日記事としてあげた
「ガンダムの現場から―富野由悠季発言集」
この本のコメントを読んだ後で
このZの本を読むと更に哀しくなりますね。

一体人って何がしたいんでしょうね?
そりゃカミーユも最終回で精神崩壊する訳ですよ。
カミーユ役の飛田さんの所にもありましたけど
多分富野監督ってそういう発言も
ちゃんと受け止めちゃう真面目な人なんだと思いましたし
アニメ嫌いとか言ってますけど
本当はきっと愛していると思うんですね。
いや…愛って言ってはいけないんでした(^-^;;
「慈しむ」でしたっけ?(笑)

商売の事情で作られた側面もある訳で
その辺の取り巻きにも疲弊したとは思うんですが
「この15年死んだようだった」と
発言してしまった事に荷担したのは
我々ファンのそういう心無い発言にも
多分に原因があったのではないでしょうか?

しかし物を作り表現すれば
こういう事は絶対に避けては通れないので
その辺は私が心配するよりも
もっと壮絶な葛藤があって
それを乗り越えてターンAという作品が
できたんだと思うとより感動しますよね。

「ニュータイプ」とは「受け入れる事」
最近はそんな気がして来てます。
受け入れる事は「必要」なのではなくて
「ありのまま」って表現する方が
ずっと素直で近しい気がするのですが…どうでしょう?
「必要」って言うと傲慢な気がするんですよね。

最後に一言…。
「大人にはこういう本が必要なんだよ!」
と言っておきます(苦笑)

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